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過去生の恋人。 4

彼からの告白の後 私たちはとても満ち足りた日々を過ごしていた。

「愛し愛されるってこういうこと」そう感じた時のことを今でも強く覚えている。

ただ、わたしは霊視で言われたことが現実になったことで、自分では深く考えずに無条件に彼との結婚を信じてしまったようだった。(この件があって以来、人の言葉の影響力とその怖さを感じている。)

彼の母と正式に挨拶をした後は家にも泊まりに行くようになり、親子3人で穏やかで温かな時間を過ごしていた。(彼の母親の癖の強さやライバル心は感じていたが深くは気に留めていなかった)

彼は山形の私の母の元にも正式に挨拶に来ていた。彼の正式な挨拶と共に彼の母からの手土産に喜んだ母の顔が今でも忘れられない。

彼のお父さんの喪が明けたら結婚に向けて具体的に動きはじめるはずだった。 その前に11日間の休みを取ってハワイに行こうということになり、旅行会社も決めて有給の申請も済ませて事を進めていた。 

出発まであと少しという3月7日。 私の誕生日。 彼からの電話。

「別れたくはない、だけど結婚も含めて色々ひとりで考えたい。」

その一言だけで理由も言わずに連絡が取れなくなった。 だけれども、私には彼の母の妨害があったのだと感じていた。

彼の母親は今までにも理解しがたい言動をしていた。

彼の車の助手席には自分が乗り、私には彼の友人の車に乗らせたり、何かにつけてまるでライバル視するような態度をしてきていた。

「息子はねケイコという名前の女が好きなのよ。」といきなり言われた事もある。

(彼の母親もケイコという名前であった。しかも誕生日は私と1日違い。)

 

青天の霹靂というような驚きとショックに動揺し、加藤さんに相談すると信じられない内容を伝えられた。

「彼のお母さんがこの言葉を言いました。」

「まっちゃん、啓子さんと結婚しないで。 一生お母さんと二人っきりで依存しあって生きていきましょう。」

彼の母が彼に詰め寄り、彼は母親の説得に難航してどうしていいのか分からなくなり、私にも打ち明けることができずに自分の殻に閉じこもってしまったそうだ。(貯金も母親が管理していたというのも理由にあるらしい)

「彼はあなたをとても愛しています。 いろいろあってもあなたを選びますから信じてあげてください。」加藤さんにはそう言われたが、ショックのあまり茫然自失だった。

彼の家に電話をすると母親が出て「後ほどお電話させてください」と伝えると、いきなりこう言われて切られてしまった。

「おほほ、ようござんしょ。 ま、人の気持ちは移り変わりやすいと昔から言うでしょうしね(笑)」高らかに笑って電話を切ってしまった。 

ショックのあまり人間不信になってしまい、彼の家には電話をかけることができなくなった。(当時は携帯電話は無かった時代で、彼の部屋の電話は家電話の子機だった)

それから彼に何度も理由を問う手紙を書いたけれど、返事は一切無かった。

ハワイ旅行に行くために取得した11日間の休みは奈良に住む友人の元で過ごした。

ポッカリと心に穴が開いていたけれど 人前では泣くことはできなかった。

両親も友人もみな深くは聞いてこなかったけれど、みな心を痛めていた。

そんな状況だったから、私の休みに合わせて11日間も休みをとってあちこちに連れて行ってくれた友人の心遣いが嬉しく、そして桜がとても綺麗だった。

わたしの深い失望と心の傷は少しも癒えることなく、時々送った手紙にも何も返事の無いまま1年が過ぎようとしていた。

わたしには彼がどのように過ごしているのか?どんな気持ちなのか?全然分からなかった。 こんなときに透視能力も予知能力も全然働かなかった。 あまりの仕打ちにただただ傷ついて涙に暮れていた。

わたしは不安に耐え切れずに何度も加藤さんの元を訪れ、同じ事を質問した。「わたしは運命を変えてしまったの?!」「どうしたらいいの?」加藤さんに依存しきっていた。

「彼はあなたを愛しています。 本当はあなたに会いたいんですよ。」「待ってあげてください。」

そう繰り返す加藤さんに「なんで彼の肩ばかりをもつの?!わたしが何をしたっていうの?!」やりきれない思いをぶつけたこともあった。

(この経験があったからこそ霊視というもの与える影響や恐ろしさを配慮しながら、相手の心のケアを一番に心がけながら鑑定を行おうと決めている。)

1年後の3月7日。 わたしは彼に手紙を書いた。

「あれから1年がたちました。私の中でもケジメがほしいので、この手紙を別れの手紙として、これで最後にします。」という内容のものだった。

理由を問うても返事が来ず、別れるにしてもせめて一言だけでも言葉がほしいと望んでも返事が来ず、心身ともに消耗しきっていた。 もう愛情どころではなかった。

数日後、彼から電話が来た。 わたしは「何があったの?」と一言だけ言った。

「別れるつもりは無かった。」と言い、会って話を聞いてもらいたいと粘る彼に「この電話で言えないなら、理由は聞かなくていい。これで二度と会うことも話すことも無い。」そう言い切った。

「旅行の直前になってお袋から、啓ちゃんとは結婚しないで自分と二人っきりで依存しあって生きてほしいと懇願されて、どうしていいのか分からなくなった。君に言ったら嫁姑の中に亀裂が入るだろうと思って将来のことを考えると理由を言えなかった。」

彼の語った内容は加藤さんが霊視していた内容と同じだった。 

彼は必死に私との結婚を望む言葉や思いを語っていたけれど、自分の都合や気持ちばかりで、私の気持ちや苦しみなど考えたことは無いのだろう。すでに私の心の中には冷たいものが流れていた。

それから何度か会ったけれど、どうしても許す気持ちは持てなかった私は彼を振ってしまった。 愛情も未練も無かった。

彼に別れを告げた瞬間、頭の中で「おわった。」という別の人の声がしたのをハッキリと聞いた。

              続きます。

※このブログの内容はすべて事実です。

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